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2012年7月28日(土)

美瑛・富良野ノロッコ号も壊れる!?

 

きょう14:46に美馬牛駅を発着していった、JR富良野線の展望列車ノロッコ号。

機関車がカタカタカタとおかしな音を立てているな、と思ったら、

 

美瑛駅を折り返して、15:24に美馬牛駅に戻ってきたノロッコ号。

そのまま動かなくなってしまいました。

 

やっぱり〜

 

 

ボクもう動けません・・・

 

 

マジかよ・・・。 」文句いいながら列車を降りる皆さん。

 

 

じゅう 休みなく、ずっと働きっぱなしの機関車です。

ごくろうさま

 


2012年7月27日(金)

え?マジ?トイレが破壊された!?

 

きょうトイレが壊されてしまいました。

明日から週末だというのに・・・。

 

そういうお客さんは、例えば1000人に一人くらいなのだと思いますが、

なんだかガッカリ。

 

JR美馬牛駅のトイレはあまりにも汚くて臭く、ひどいもので、美瑛の丘を目指してやって来る旅行者たちを落胆させていました。そこで自宅の一角を潰してお客さん専用トイレを作りました。費用100万円全額自腹で、その結果がコレです。

 

公共トイレではない自前のお客さん専用トイレがあるレンタサイクル屋は、

美瑛・富良野のすべてのなかで、ウチだけだったんですよ。

 

ママチャリレンタル200円もらって10万円の出費ですね、

あああ、これ以上書くと恨み節になるのでやめときます。

 

そういうことで、しばらくトイレは使えません。

本当に申し訳ありませんが、当分はJR美馬牛駅のトイレを使ってください。

 

修理代をねん出するのが困難なので、もうトイレは閉鎖してしまおうかな…、

ちょっとネガティブになっているオレです。

 


2012年7月26日(木)

夏休みはつらいよ

 

美馬牛小学校もいよいよ終業式。

夏休みに突入します。

 

「あと何回寝たら夏休み?」が、ここ数日のわが家の娘たちの口癖で、

今週末から四国のお爺ちゃんの家で夏を過ごすのを楽しみにしています。

 

夏休み。

 

しかし、現実はなかなか厳しい。

父親、つまりボクは相当な、嫌なやつ。

 

7月号のチャレンジ(進研ゼミみたいなやつ)まだ終わってないんやって?

ふ〜ん・・・。

 

終わらんと行けんからね。

無 理 や か ら 。

いやホンマにそれは、無 理 や か ら 。

 

と、突き放す。

 

どうやらボクが本気だと悟った次女は、昨日から俄然必死になりました。

まだ2年生だというのに、夜の11時まで勉強している。

 

奥さんは、日ごろやらないからだ自業自得だとキィーキィーわめき、勉強しなさーい!と、繰り返し叫んでいます。

 

半分眠りそうになりながら机に向かう次女。

 

まさに、一夜漬けの図。

 

その姿も、母親のヒステリーも、

なんかいちいち、心当たりがある。

 

ああ、ボクの遺伝子は無事に次世代に引き継がれたと思ったのでした。

 

がんばれ次女!

がんばれオレの娘!

 

チャレンジ終わったら、おまえたちの夏休みだ。

ただ、四国のお爺ちゃんの家に、8月号を持っていけよ。 ウッシッシ

 

 


2012年7月25日(水)

ガマンなのだ(苦)

 

美瑛はすっかり国際的な観光地になりました。

いろんな国や地域からお客さんが来るようになったことは喜ばしいことです。

 

 

「本日のトイレ 午後6時!」

 

まあ、つまり・・・。

 

こんな目に遭っていながら弁護するのは変かもしれませんけど、

止むをえない事情もあります。

 

アジアの多くの国ではトイレットペーパーは便槽に流しません。

汚れた紙はゴミ箱に捨てます。

しかし、ここには大きなゴミ箱は備えていません。(ゴミ無法地帯になってしまうから 経験談)

小さな使用済衛生用品入れがあるだけ。

 

もちろん、トイレットペーパーホルダーや壁など至るところに、ペーパーは便槽に流すよう、中国語の目立つ注意書きを貼っています。

 

個人旅行の旅人のマナーは概ね良好です。いろんな国を旅してきた方たちです。知識もありますし、英語を理解し、知性も品性もある方が多いので、この注意書きがあれば問題になることはありません。

 

でも、

 

団体のお客さんには無力のようで・・・。

 

最初に誰か(例:オッサンA)がゴミを撒き散らし、紙を床に捨てる。

オッサンBがそれに続き、悲劇の連鎖が始まる。

 

最初のきっかけさえなければ概ね無事です。

実際、「無事な日」もたくさんあります。

 

・・・・・。

 

毎日のことなので、慣れております。

 

だけど、

 

・・・・・。(泣)

 

ニッポンの団体客が欧米で好き放題やりたい放題に荒らしまくっていたのは、

確か、1980年代のことでした。

 

いろんな恥ずかしいことしてました。

 

お?似てます?

 

じゃ、ニッポンと同じように、20年後にはきっと良くなりますね!

 

 

最後に・・・。

 

なかなかトイレのチェックが行き届かなくて、(特に夕方)

こういう惨状のトイレを利用する羽目になってしまったあなた!

 

ゴメンナサイ。

 

 

きょうも徹底的に掃除・消毒します!

 

(8月以降、団体さんは、ぱったり来なくなります )

 


2012年7月24日(火)

計画停電 北海道

 

暑い〜。

北海道なのに!

 

それでも、ただいまの電力使用率77%。

国内のどの地域よりも電力の余裕があるようです。(14:00 でんき情報から)

 

この調子ならば、停電しないで済むかもしれませんね。

 

万一のために発電機を準備していますが、

出番がないほうがいい。

 

この調子で原発のない夏を乗り切ることが出来たなら、北海道に原発は不要、という結論に繋がればいいですね。

 

うんうん、そうなるといいですね。

 

 


2012年7月21日(土)

ラベンダー最盛期

 

美瑛・富良野は週末ごとにてんやわんやのお祭り状態になっています。^^;

 

今週末もたくさんの車や観光バスで道路はごったがえしています。

特に花畑をもつ観光農園周辺では駐車場待ちの行列がみられ、

みなさん一様にうんざりした表情…。

 

北海道まできて、人人人・・・

車車車・・・

 

まあ、慣れているとは思いますが、

せっかくの北海道なのに。

 

いつものようにパトロールをしていたら、四季彩の丘も駐車場が大変なことになっていて周囲の道路には駐車場待ちの長い長い列が続いていました。

 

そんな中で、レンタサイクルはスイスイ。楽勝。

待ち時間なし。

 

あ、

 

別に・・・

 

宣伝しているわけじゃ・・・

 

そういうわけじゃ・・・

 

見た光景のままなんですが・・・

 

・・・

 

いやいや、これって猛烈アピールに使えるじゃないですか!

 

 

ゴホン!(咳払いですよ)

 

 

「えー、みなさーん!」

「観光ピーク期の裏ワザですよ!」

 

 

駐車場待ちにイライラするくらいならいっそのこと、

サイクリング。

いいんじゃないですか?

 

大自然に包まれて、

いろいろな嫌なことも、きっと忘れてしまいます。

 

人人人、車車車、駐車場待ちの長い列。

カーエアコンの嫌な風に当たりながら。

イライライラ・・・・・。

これじゃいつもと同じ。

 

せっかく北海道に来たのだから、

北国の風に吹かれて、

麦の穂のようにゆらゆらと、

 

それから、車の列なんかは、爽やかにゴボウ抜きして、(笑)

 

これって、アリだと思いますし、

むしろ、旅らしい「旅」だと思います。

 

 

ガイドの山小屋、無料駐車場あります。(ちゃっかり宣伝^^)

四季彩の丘まで、丘の道をのんびり走って、電動自転車で15分。

 

四季彩の丘、拓真館、哲学の木、三愛の丘、新栄の丘、クリスマスツリーの木、

丘の道をのんびり回って、ちょうどいい半日コースです。

 

 


2012年7月19日(木)

自転車のタイヤ

 

趣味の話です。

 

自分は自転車で旅行するのが好きです。

 

今の自転車は2005年に購入しました。

 

以来、ニュージーランド縦断1回、ニュージーランド南島1周4回、オーストラリア大陸縦断1回、同じく大陸横断1回。

そのほか四万十川流域完全走破!など国内もふくめていろんな旅を共にしてきました。

 

タイヤは、とことん酷使します。

 

そんな僕が選んでいるのはいつも、シュワルベというドイツのメーカー。

「マラソン」というタイヤです。

 

国内で見かけることは滅多にありませんが、海外チャリダーにはすっかりお馴染みのタイヤで、 世界自転車旅の旅先でいちばんよく見かけるタイヤです。

 

特に砂漠地帯や大陸横断など極端に消耗が激しい旅では、ほとんどのチャリダーがコレを履いていました。

 

おお、お前もマラソンか。

おう、俺は3本履きつぶしたぜ。

そうか、すげえな。

パンクしないよな。

おうおう、しないしない。

シュワルベに感謝だな。

おうおう、感謝だ感謝だ。足を向けて寝られねえ。

ところでおまえの自転車は・・・

 

と、こんな調子で旅の会話が始まることしばしば。

欧米の長距離国際チャリダーにはお馴染みのタイヤなのです。

 

そんな僕もアジアの片隅、北国の小さな町から、いつも、シュワルベ「マラソン」を履いた自転車を担いで旅に出ます。

 

何本も履き続けてきました。

 

 

左は、ついに力尽きたタイヤ。

なんと8000〜9000kmも耐えました。 驚異的な耐久力!

 

右は、同じタイヤの新品。少しパターンに変更があるようだけど同じ品番。

 

やっぱり新しい靴は、うれしい。

 

 


2012年7月16日(月)

皆さんにお願い

 

美瑛・富良野は、観光がピークを迎えました。

 

国道は渋滞。脇道も混雑して、至るところで交通トラブルが起こっていました。

観光スポットとして人が集まる場所の周辺は特に顕著です。

 

でも自転車ならば、渋滞は関係ないですね。^^

電動自転車はラクだし。^^

 

昨日も午後からオートバイで定期的にパトロールを行いました。

パノラマロード、それからパッチワークの丘、

当店のお客さんであるか否かに関わらず、自転車の方が道に迷っていたり困っているのを見かけたら、少しはお役に立っていると思います。

 

ところで、

観光客が集まる場所周辺の農家の方々がピリピリしています。

 

昨日のパトロールで見かけた光景をお話します。

 

パッチワークの丘の、とある観光客が集まるスポット「○○の丘」の畑では、畑の端に薬剤散布と見せかけて、道路と畑の境を監視して回っている方がいらっしゃいました。

 

レンタカーがたくさん集まっていて、きわどいラインまで立ち入って写真を撮っています。大変なストレスを感じる光景でした。

 

その農家の男性はたぶん朝から、1日じゅうそうしていたと思います。

 

皆さんは、観光客が集まる風景をもつ畑が、観光で何かしらの「お金を儲けて」いると、思いますか?

 

売店などを設けている方を除けば、

それはありません。無報酬です。

 

たった1円の報酬どころか、ゴミを置いていかれたり、畑のなかに入られたり、作物を引き抜かれたり。

 

「写真に邪魔だからどけ」と、罵声を浴びたり。

 

理不尽です。

 

昨日の、たぶんその方は、農作物が荒らされないよう監視をしていたのだと思います。薬剤を散布しながら、暗に見回っていたと思います。

たぶん今日も明日も、そうしていると思います。

 

とても気の毒な光景でした。

 

なんとかならないものでしょうか。

 

数日前、まったく同じ光景を、他の場所、「○○の木」でも見ました。

 

農家のみなさんが苦しんでいます。

 

観光で来られるみなさん、どうかお願いです。

や、あぜ道や、未舗装の農道(私道です)に入らないでください。

 

写真を撮るのは、アスファルトの範囲内からにしてください。

 

お願いします。

 

 


2012年7月14日(土)

奥さん変身!

 

ウチの奥さん。レンタサイクルの受付に立ってるひと。

 

故郷の高校の同級生でした。同じクラスでした。

 

高校時代はね、そりゃあ美少女でしたよ。

あ、そういう話じゃないですね。

 

彼女は優等生でした。

ボクは落ちこぼれ。

まっ、よくあるカップルですよ。

 

ウチの奥さん、とくに英語の成績がよかった。

90点以上は点数が発表されたりしていたんですが、いつも95点、100点。

留学生が復学するまでは常にクラスのトップだった。すげ〜・・・。

 

でもいま、なぜか彼女は英語が話せない。

そしてなぜか、落ちこぼれ男が得意げに英会話してる。

 

まっ、よくあるカップルです。

 

しかし!彼女は変身しつつあります。

 

さっき、外国人のお客さん相手に流暢に話し、冗談まで言って笑ってました。

 

えええーーー?? なぜだ!いつの間に?

 

これはね、案外とベタな理由なんです。

ヒミツは、NHK総合の「基礎英語」という、あの伝統の番組ですよ。

 

ここ3カ月ほど―

 

録画した「基礎英語」を見て、直ぐに受付に立ち、

外国人のお客さん相手に、いま習ったばかりのフレーズを使ってみる。

 

うまくいったー!

通じたー!

と、喜んでおりました。

 

そんな3カ月で、奥さんは徐々に英会話を習得しつつあります。

しかも、ボクの文法いい加減なジャンク英語ではなく、わりと綺麗な英会話です。相変わらず発音はカタカナだけど、それでいいんですよ。

 

すげー!

 

まさに変身だと思います。

俺、そろそろ負けるかもしれません。

 

学生のころは割と英語が好きだったはずなのに、英語を話せない奥さんたち!

ほら!そことそこ!奥さん!アナタです。

 

やっぱりね、基礎英語ですよ。

 

「スピードなんとか」とかいう、うさん臭い怪しげな教材と違って、

タダだしね。

 

 


2012年7月12日(木)

日本津々浦々

 

ガイドの山小屋のある、美瑛町美馬牛。

 

本州の方からしてみれば、はるか北の、 日本にありながらどこか異国のような雰囲気を感じると思います。

 

人口よりも牛馬のほうが多いかもしれない田園地帯。

それでも張りめぐらされている、インターネット網。

 

多少遅れながらではありますが、おととしには光サービスもやってきました。

 

気がつけば、いろんなことをインターネットに頼り切っていました。

 

そんな折、昨日から今日にかけて、わが家のPCのホームページ作成ソフトが何らかの干渉をうけて壊れてしまい、ホームページが一切更新できなくなりました。

 

幸いきょうは雨だったのでお客さんはほとんどなく、1日かけてせっせと復旧にいそしみ、夕方には快復しましたが、焦りました。

 

なんたって、ホームページひとつで、経営の危機に瀕するんですからね!

 

15年前、開業当初はパソコンなどありませんでしたし、まだホームページそのものが珍しい時代でした。多くの皆さんにとっても同じであったと思います。

 

たった15年で、なんと様変わりしたことでしょう。

 

日々、

「俺は昭和50年ごろくらいの生活に戻ったって平気だよーん」

みたいなことを吹聴しているのに、たったこれだけのことでみっともないくらい焦った自分にむしろ驚き。

 

もうすぐ始まる計画停電(なぜ猛暑のない北海道に必要なのかは理解できませんが…)にも戦々恐々。

 

あん?停電?平気平気!

と、一応言ってますけどね。

 

口では何とでも言えますけど、いざとなれば不便なものですねえ。

 

 


2012年7月11日(水)

美馬牛に夏がくる

 

ガイドの山小屋の近くの自然林。

 

ある野生のニレの木に、樹液が染み出しているところがあって、

夏になるとそこにはいろいろな昆虫がやってきます。

 

 

今年も夏がきましたよ。

 

 


2012年7月9日(月)

エコの風

 

ただでさえエコの風が巻き起こっていたところに、さらに脱原発の嵐が加わって、時代はいまや「エコ気分」から「エコは絶対絶命の必須条件」といった勢いになってきました。

 

余暇商品、実用品問わず、これからは「エコ」が混沌とした時代を切り拓くに違いありません。

 

これは美瑛の観光にも無縁ではないようです。

 

自転車ブームは徐々に終息に向かっているように感じますが、電動アシスト自転車の普及はむしろ時代の強力な後押しを受けています。

 

レンタカーを駐車場において電動自転車に乗り換えて丘のサイクリングを楽しむ方は、年々確実に増加しています。

かつては考えられないことでした。

 

ところが電動自転車レンタサイクルは、採算性に決定的な難点があるため、今日なお普及に一定のブレーキがかかっています。

これだけ時代が変化していても旧来の地元レンタル屋さんが敬遠するのは、ママチャリのレンタルのように簡単には「儲からない」から。

理由はそれに尽きます。

 

それでもなんとか定着させていきたいものです。

 

電動自転車はいまや「実用」の時代から、「楽しい」を提供できる時代になりつつあります。

 

プリウスに代表されるハイブリッドカーの技術のおかげでバッテリーの小型化・強力化が進み、4〜5年前のようにバッテリーがなくなってしまう「燃料切れ」の心配がほぼ解消されたことが大きく貢献していると思います。

 

従来、美瑛のレンタル電動自転車はママチャリ型でした。

 

街でオバチャンが電動自転車で走り回るのは今やおなじみの光景ですが、旅の女性たちが颯爽と美瑛の丘を走るときも、電動自転車はやはり、オバチャンたち御用達の、「生活感あふれるモノ」と同じものでした。

 

これはやっぱり、カッコワルイ。

 

なんとかならないか。

 

せっかく美瑛の丘をめぐっているのに、「おばちゃん感あふれる電動自転車」でいいのだろうか?

 

そこで、電動クロスバイクや、かわいいミニ電動自転車「シュガードロップ」を導入してみました。

 

まだ数は少ないものの、美瑛の丘のいいアクセントになっていると思います。

 

いまのところ品揃えが可能なのはガイドの山小屋だけですが、旧来のレンタル店にもその良さが伝われば、いつかは他店にも広がると思います。

是非そうなればいいですね。

 

美瑛の丘にも排気ガス…、ではなく、エコの風が吹くでしょうか。

 

 


2012年7月8日(日)

雨の前日は、

 

翌日の天気予報は、雨。

 

そういうときは夕方から混み合う傾向があります。

 

通常、来店の波は1日何度かあります。

1回目は8時オープンから9時。2回目は10時〜11時。3回目は12時〜1時。

 

だいたいこのような感じですが、翌日が雨予報の場合は、かえって午後からのほうが混むこともあります。

 

きょうがその日でした。

午後4時から来るわ来るわ。

 

夕方4時。気持ちはそろそろ1日の仕事も終わりだなー、という「ほっとモード」に切り替わる頃、きょうに限って様子が違いました。

 

パワー配分が狂ってしまい、へろへろになってしまったぁ〜。

 

日没前後の、そろそろ薄暗くなる時間までお客さんが途切れず、ちょうど最後のお客さんが終わったその10分後、ついに雨が降り始めました。

 

とにかく、誰も濡れなくてよかった〜。

 

 


2012年7月7日(土)

デビューです♪

 

 

きょう、ついにデビューですよ!

 

かわいい籐風のカゴもつけてみました。

 

パナソニックのシュガードロップ

(メーカーのHP)

http://cycle.panasonic.jp/products/electric/encs4/index.html

 

半日プラン: 2,500円

このバッテリーでは30〜40km走行できます。

パノラマロードは21kmの丘のみち。

みんな振り返るかわいい自転車。これは注目ですよ!

 

乗り放題: 3,500円

大容量12アンペアバッテリーを搭載、

60km〜70km走行できます。

パノラマロード21km、パッチワークの丘22km。両方でもまだまだ余裕ですね。

 

まだホームページに反映させていないにもかかわらず、さっそく5台が美瑛の丘にむけてサイクリングに出かけていきました。

 

小さくてかわいい。小回りがきいて乗りやすい。スピードや荷物重視ではない、乗りやすさ重視、ゆっくりのんびり派にイチオシの「シュガードロップ」です。

 

 


2012年7月5日(木)

美瑛町エコサイクリング協議会

 

という、なにやらマジメな会合の委員になりました。

 

町内会長だけで十分なのに、また役員かよ!面倒くさいぜ!みたいなかんじですが、なんとなく本能的に引き受けることになりました。

 

きょうが第一回目の会合だったのですが、どうやらこれまでの海外チャリ旅の経験が反映できそうな気もします。

 

参加するそれぞれの個々が自身への利益誘導に必死にならなければうまくいくような気がします。

 

予算獲得がどーのこーのとか、そういうことに血眼になり突っ走るのではなく、出来ることからやっていこうという気構えでやっていきたいと思います。

 

地域経済への貢献、といってしまえばクソ真面目でうさんくさいのですが、

ようするに、コレはなんだか面白い仕事ができそうだ。

 

では、お手伝いさせていただこうじゃあないですか!

 

ドイツの例、カナダの例。いろいろモデルケースはありますが、ボクが思い描くのは、NZのセントラルオタゴ地方の例。いろいろな諸条件が美瑛に近いと思うからです。

 

地域鉄道の廃止によって急激に過疎化、衰退が進んだセントラルオタゴ地方は、廃線跡を自転車道にすることで奇跡の復活を遂げつつあります。

 

ゴーストタウン化が進むかつての駅前には賑わいが戻り、新しい風が吹いています。世界じゅうから観光客が集まり、サイクリングを楽しむ。

 

いまや、NZでサイクリングといえば、まずセントラルオタゴを思い描くほどになりました。経済効果は計り知れないし、なにより楽しい!

 

それから。

 

美瑛・富良野の風景は、NZのカンタベリーやセントラルオタゴ地方にとてもよく似ていること、似ていること!先述のように、自然環境も風景も産業も、諸条件が美瑛に近い。

 

もちろん美瑛はいま、生か死かの瀬戸際にあるわけではないです。切羽詰まった危機感があるわけではない、セントラルオタゴ地方よりもはるかに恵まれた環境からのスタートなので、かえってそれが会合の一致団結をはばむことになるかもしれません。

 

しかし、セントラルオタゴを見てきた自分はそれを、ほんの一部でもいいから美瑛に反映させたいとも思います。

 

自分はこれまで、脱「田舎の貸自転車屋」を目指して、なんでもニュージーランド流でやってきました。NZ馬鹿です。

 

つまりNZはボクの学校なんです。

 

ようするに、さまざまな手法その他のアイデアを毎年のNZトレーニングの間に「パクって」いきまして、それを毎年持ち帰っては自分の店に反映させてきました。

毎年2カ月弱、英会話もNZをさまよいながら覚えていきました。

 

それが、とてもうまくいってる。

そりゃあそう。

うまくいってるコトや、コレはイイネ!と思うことをパクってきたんだから。(笑)

 

自分の経営する店と美瑛町全体。違いは大きい。でも、出来ることはあるはずだと思います。

 

もうずいぶん昔になってしまいましたが、自分は始めて美瑛を訪れたとき、ここは特別な場所だと思いました。

 

そのとき自分は19歳でした。

 

その思いは今もかわりません。

 

あの気持ちを忘れずに、何かの役に立てるなら、美瑛町への恩返しになるような気がします。

 

 


2012年7月4日(水)

静かな十勝岳に

 

先週末、前触れもなく大量の火山ガスを噴出し始めた十勝岳でしたが、

ようやく収まったようです。

 

夜になると火口付近が真っ赤に燃えているように見えて不気味でした。

しかしこれは噴火ではなく、噴出した火山ガスに引火して燃えていたそうです。

 

心配していた噴火の前兆現象もなく、

これらの現象は昨日までにすっかり落ち着きました。

 

ただ、火口直下を通る望岳台-吹上温泉道路では、至る所で草木が枯れており、

噴出していた火山ガスが決して無害なものではなかったことを物語っています。

 

一時は騒然となった十勝岳でしたが、

静かになりました。

 

よかったよかった。

 

 

大量の火山ガスを噴出しながらガスを燃焼させ発光する十勝岳火口 7月1日夜間

 

 


2012年7月3日(火)

ホッケ祭り

 

知床のウトロに住む友人から、ピッチピチのホッケが届きました。

 

初夏、イワシの群れを追ってホッケがウトロ漁港にやってくるそうです。

イワシの大群はホッケに追いかけられて湾内に入り込み、

逃げまわる大量のイワシによって湾内の海面が盛り上がったようになり、

ときに岸壁や浜には群れから押し上げられたり、勢いあまって打ち上げられたイワシが見られるそうです。

 

この話を聞いたのは今年の5月のこと。

残雪の十勝連峰を滑りながら、昼食の焼き肉をつつきながらでした。

 

残雪の十勝岳の斜面をテレマークスキーで滑降しながら、イワシで海面が盛り上がる知床の海を想像する…。

妙なものです。

 

その友人はウトロ勤務になってからというもの、1年間ほとんど魚を買うことがないそうです。

 

おかずは釣り糸を垂れればいい。

丸太みたいにまるまる太ったホッケがどんどん釣れる。

 

なんと羨ましい!

 

 

その、ウワサのホッケ、きょう届きました!

 

そうかそうか、今年もイワシが来たんだなー。

 

 

 

まな板からはみ出します。

さっそく3枚におろしました。

 

 

骨はじっくり揚げて骨煎餅にしました。

子供たちが大喜び!

 

なにしろでっかいので、きょうは一尾で十分。

ふわふわで、美味しかったなあ!

 

イワシで隆起するという知床の海。

 

舌で味わったそのあとは、

この目で見てみたいと思いました。

 

 


2012年7月1日(日)

十勝岳から真っ赤な閃光

 

夜の9時です。

 

さきほどから十勝岳の山頂付近、火口付近からしきりに真っ赤な発光現象が見られます。ここ美馬牛からはそれが肉眼でもはっきり見えます。

 

 

報道によれば、噴火じゃないというけれど、肉眼で見るかぎり、にわかには信じがたいような光景が続いています。

 

 

気象庁ライブカメラ映像

http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php

 

読売新聞記事

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120701-OYT1T00140.htm?from=main7

 

 

珍しい現象ですね。

 

 

 

特大望遠レンズで火口付近を高感度撮影してみました。

なんだかプラズマ発光のような様相です。

火山性ガスらしいものも見えます。

 

地震や音や地響きのようなものはまったく感じられません。

なんでしょうね?

 

 


2012年6月30日(土)

熱ちっ!

 

きょうの美瑛町は暑すぎでした。

 

ここ美馬牛では午後3時頃に気温32℃まで上昇。

 

北海道なのに!?

32℃!?

 

すぐ近くで交通事故は起こるわ。お客さんはグダグダで帰ってくるわ。

 

暑いとキツイですね。

 

サイクリングのひとが体調崩していないかと何度かオートバイで周回パトロールを行いましたが、道に迷っているひとが1名いただけで、あとは当店に限らず他店も含めて(美瑛には7店のレンタサイクル店があり、お宿でも自転車を貸し出しているところがあります)熱気モウモウの美瑛の丘の道路上ではサイクリングのお客さんをほとんど見かけることはありませんでした。

 

そりゃあそうでしょう、っていうくらい暑い1日でした。

 

当然、この夏の最高記録ですが、

更新はある?

 

 


2012年6月29日(金)

クレーマーが!

 

いろんな旅人がやってくる夏!

 

いちばん困るクレームは、

当店のお客さんじゃないひと。

 

なぜ?

 

わざわざウチに?

 

え”え”え”え”え”え”ーーーーーーー????

 

そんなに激昂されても困るんだけどな〜??

 

 

それから、本日のクレーム。

 

さいきんのガイド日誌が面白くない。

言葉を選びすぎ。

無難にまとめすぎ。

 

「本音を書いてないんじゃない?」

 

う〜む、鋭いいっ!

 

 

 

でもさ、

 

 

インターネット怖いし・・・

 

 


2012年6月28日(木)

北の花粉症

 

 

良い天気が続く美瑛です。

 

晴天、気温はぐんぐん上がっていく。

日差しがまぶしい!

 

しかし、ここは北海道。

湿度がとても低くて、日陰は別世界。涼しい風が流れてきます。

 

空気がサラリとしていますから、あまり汗もかかず、かいても気付く前に乾いてしまいます。そんな陽気のなか草花は喜んで花をつけ風に吹かれて揺れています。

 

1年でいちばん素敵な季節。

 

それから、今の季節は牧草つくりの最盛期でもあります。

 

五月雨で芽吹いた草は、6月の太陽でぐんぐん成長しました。

まさに、いまが食べごろ。

 

美瑛の丘の至るところで牧草の刈り取りやロールづくりが急ピッチなのです。

 

話しは少し脱線しますが・・・。

 

風に吹かれて揺れているのは何も綺麗な花ばかりじゃあない。

 

ハックショーン!

 

イネ科の牧草はいまちょうど花を付けていて盛大に花粉を飛ばしているうえ、

牧草ロールづくりの過程でかき回したりするものですから、その花粉がそんじょそこらへんに縦横無尽にびゅんびゅん飛びまくっているわけで。

 

ハックショーン!

じゅる・・・。

 

写真は、きょう正午頃に拓真館近くにて撮影。

バウムクーヘンみたいだなあ〜。

 

じゅるじゅる・・・。

 

杉ヒノキ花粉症と牧草花粉症は原因物質が異なり、ほとんどの方にとっては無縁だと思いますが、なかには症状の出る方もいらっしゃるかもしれません。心当たりのある方は念の為、お薬をお持ちいただいたほうがいいかもしれませんね。

 

 

牧草で花粉症。

なんだか北海道らしいでしょう?

 

 


2012年6月27日(水)

それはダメ!

 

ここ1週間ほど、毎日のように電動自転車で走り回っているのですが、

気になることがあります。

 

必ずといっていい。

毎日毎回、2〜3人遭遇します。

 

お天気はいいし景色は素晴らしい。至るところに花も咲いている。

写真を撮りたくなりますよね。

 

でも、

 

畑に立ち入っての撮影は、やめてほしいのです。

農道も同じです。私有地です。

 

地元の方のなかには、観光は公害だと言いきっていらっしゃる方も少なくありません。美瑛の丘はいま、そういう状況を抱えています。

 

撮影はあくまでも、アスファルトがある範囲内から。

どうか守っていただきたいのです。

 

注意のお声掛けをしようものなら逆切れ「反撃」されることもあるので、躊躇してしまいます。

 

それが人生の先輩にあたる年齢の方々であれば、注意のお声掛けも、し辛い。

中には激昂される方もいるので、正直少し怖い。

 

そういうことも地元の方との軋轢の原因のひとつかもしれません。

 

畑に立ち入って写真撮影される方を見るたび

注意する勇気がない自分に不甲斐なさを感じますが、

 

う〜む・・・。

 

ようし、勇気だな!

 

すみませ〜ん、って、腰を低く、ちょっと弱気なかんじでお声掛けしてみよう!

 

 


2012年6月26日(火)

富良野メロン食べたぞ〜

 

 

友人にたくさん瓜をいただいたので、 漬け物をつくってみました。

 

な〜んと、原料の瓜は、メロンなんです!

 

写真後方の瓜は、間引きされた富良野メロンです。

このような摘果された小メロンが大量に出るそうです。

 

畑の肥やしにするのは、

 

「勿体ない!」

「食べよう!」

「食べなければ!」

 

高級メロンの漬け物っすよ。

ふっふっふ、なんかセレブ〜♪

 

パリパリ

ポリポリ

 

清涼感たまりません。

味はもちろん!

なんたって富良野メロンですからね〜。

 

スーパーマーケットなどに出回ることがない、

地元だけの夏の味です。

 

 


2012年6月25日(月)

サイクリング!サイクリング!

 

 

きょうは午前と午後の2回、フィールド・テストを行いました。

 

特に午後のフィールド・テスト は、通常は1日乗り放題コースで楽しむことになる、

美瑛の丘パノラマロード+パッチワークの丘を全て走り切ってみることにしました。

 

一般的に長距離は苦手といわれるミニベロタイプ(上記のような形状)ですが、

この自転車は特別。強力な電動アシストモーターを備えています。

 

どのような結果が得られるのでしょうか?試してみることにしました。

 

きょうは、一般的に皆さんがそうするように、ストップ&ゴー、つまり、時々立ち止まって写真を撮ったり風景を堪能したり、そして出発、少し走ってまた停止、出発というストップと発進を繰り返す動き、それに加えて、急な登り坂では積極的にパワーモードに切り替えてラクをする、さらに1日中サイクリング、しかも欲張りにあちこち見てまわり40km以上を走るという酷使状態を体現してみます。

 

バッテリーは現在運用している10Ah(アンペア)を用意しました。実際のレンタル営業では12Ahを搭載することになるので、10Ahの試験で大丈夫ならば12Ahでは余裕余力が十分にあり、ということになるはずです。

 

天気は快晴。

いやぁ〜、気持ちいいです〜。(写真は拓真館近くの丘から十勝連峰を望む)

 

それにしてもこの自転車、注目度バツグンですね。

誰もが振り返る振り返る。

 

特にJR美瑛方面からやってくるレンタサイクル利用の方たちの視線が痛い。

羨望のまなざしというか、これって「ガン見」っていうんでしょうか。

 

そりゃあ同じ料金で借りれるのならば、コッチのほうがいいですよ。

ボクだってそう思います。

 

美馬牛から拓真館、哲学の木、千代田の丘、三愛の丘などのパノラマロードを走ってJR美瑛へ、JR美瑛からは市街地を抜けてケンとメリーの木、親子の木、北西の丘、マイルドセブンの丘を経て、新栄の丘、クリスマスツリーの木と繋いで美馬牛に戻ってきました。

走行距離はノルマの40kmを大きく超えましたが、それでもバッテリーはまだ2割ほど残っていました。

 

バッテリーの消耗についてはストップ&ゴーのほか坂道の多さや、特に搭載重量が大きく影響します。

きょうは激坂だらけの美瑛の丘を登ったり下ったりを1日中繰り返し、最大懸案の搭載重量は体重85kの自分。

 

いや〜。コレはかわいそうなくらいの、かなりの酷使状態です。

 

それでこの結果!

 

パナソニックの電動自転車、マジすごいな〜。

さすがだな〜。

 

もし欠点があるとすれば、車輪が小径20インチのため、速度があまり出せないことです。上記の写真のように、車輪がかわいいですよね。

 

これでは24・26インチの自転車のような軽快なスピードアップには至りませんので、このタイプはせっかちな人には向かないかもしれません。

 

そのぶん、登り性能は素晴らしい。

 

物理的に、小径タイヤは登り坂に強いのです。

 

オートマチックからパワーモードに切り替えると、ギュギュギュッとモーターが音をたてて作用します。ぐいぐい、ぐいぐい、登っていきます。左写真がそのスイッチパネル。バッテリーメーターは5段階、残量がひと目でわかります。

 

シートもいいですね。

なんだか特殊なシートのようで、いままでの自転車とは全然違います。

厚みがあって大きくて、お尻が痛くなりません。

 

ハンドルグリップもいい。なんだかわからないけれど、高級そうなグリップが装備されています。ママチャリと全然違う!

大きく幅広なハンドルグリップ採用、握力が軽減され疲れないのです。

 

小回りがきく。下り坂でも安定した走行性能。

 

のんびり美瑛の丘めぐり には最適な電動自転車だと思います。

 

とても気持ちのいい1日でした。

 

 


2012年6月24日(日)

いざフィールド・テスト

 

いよいよ最新型電動自転車のフィールド・テストです。

 

でも、きょうは日曜日っすよ。

 

忙しいんだからフィールドテストなんて悠長なこと言ってられない!

お客さんがワンサカ来てるから無理!

 

チッチッチッチ。

 

いやいやそれが。

全然ヒマなガイドの山小屋の日曜日です。

 

いいのかよコレで??

 

はい、いいのです。

 

さて、そういうことで、さっそくテスト開始です。

 

登り性能、下り性能、スピード、デザイン、乗り心地など、多岐にわたってじっくりイジリまわしましょう。

 

実際に現場で酷使しなければ、本当にその製品が良いものなのか判断は出来ないのです。そう思いませんか?

こうしてカタログスペックだけではわからない、さまざまなことがわかってきます。

 

1台10万円。10台買えば100万円。

これがもし無駄な買い物になろうものなら真っ青。

 

だから、必死。

 

6月下旬のガイドの山小屋。

まだまだトップシーズンには至りませんが、それでも開店と同時に電動自転車だけが次々と売れてなくなっていきます。昼前には電動自転車だけが在庫なしといったことも珍しくはありません。

 

しかしママチャリは在庫の山・・・。

 

電動自転車だけが完全に不足気味。

このままではマズイのではないか。

 

クレーマー?いやいや、暴動が起こったらどうしよう。

打ちこわし?一揆?

 

何がなんだかわからないけど、非常にやばいんではないかっ!

 

急がなければトップシーズンに間に合わない!

 

せかされるように、きょうだけで42kmをテスト走行しました。

 

いくら電動自転車とはいえ、さすがに42kmも走るとクタクタです。

ふつうの仕事をしながら合間にやっているので、なおさら。

 

別の自転車の修理して、倉庫の整理をして、テスト走行に出かけて、大型バスの受け入れをして、またテスト走行に出かけて、帰ってきたらすぐに今度はオートバイでパトロールに出かけて、帰ってきたらすぐにまたテスト走行に出かけて・・・。

 

わけわかんねー!

 

でも、こうしているうちに長所短所いろんなことがわかってきました。

なかでもバッテリーの持続は、驚くべき好成績。

 

パナソニックさすが〜。

 

 

明日もテストを続けます。

 

 


2012年6月23日(土)

フィールド・テストはつらいよ?

 

昨日届いた最新型電動自転車に、ステッカーを貼ったり登録を済ませたり。

そろそろフィールドテストをはじめたいと思います。

 

なかでも誰もがいちばん気になるのは、バッテリーの持続性ではないでしょうか。

 

「どれくらい走れるんだろ??」

 

カタログスペックを見ればだいたいのことはわかりますが、それってメーカー発表の都合のいい数字じゃね?と疑ってかかるもの。

 

実際に走ってみないと真実はわかりっこないのですよ。

そうでしょう?

 

このボクが自分で走ってみてこそ、お客さんに堂々とオススメできるわけです。

 

「体重85kのオレがこの半日コース走ってみて、バッテリー半分残ったんでっせ!奥さん!」

「このバッテリー、この電動自転車、マジ凄いっすよ!奥さん!」

 

やっぱ、こうじゃなきゃ、説得力ないでしょう?

 

あら私、45kだから大丈夫。だとか、

 

あら私、自称48kだけど本当は60kなんだけど、このでかいひとが大丈夫だったんだから大丈夫だわ。だとか、

 

そういうのが大事なわけです。

 

ついでに。

 

「ココのソフトクリームがいちばんおいしい!」

 

みたいなこともチェックしなければ。

 

自分で食べてみなければ真実はわからない。

オススメもできない。

 

せっせと食べなければ!

 

これも大切な仕事だな〜。

がんばろう。

 

 


2012年6月22日(金)

雨模様。

 

テスト用に購入することにした最新型電動自転車の納車は伸びに伸びて、

ようやく本日届きました。

 

今週に入って火曜日からは毎日、どんより鉛色の雲が垂れこめ、

ときどき冷たい雨が降り、気温は上がらず。

 

きょうも雨が降ったりやんだりの、あいにくの1日でした。

 

肌寒いですね〜。

 

ストーブ焚こうかと迷うほど。

 

納品も伸びたけれど、新型のテスト走行も雨天順延なのです。

 

 


2012年6月14日(木)

ちょっといいかも

 

 

 

きょう、お試し用に、新しい電動自転車を1台だけ注文しました。

 

パナソニックのシュガードロップ。

http://cycle.panasonic.jp/products/electric/encs4/index.html

 

 

車輪の径がコンパクトな、いま流行の「ミニベロ」というタイプですね。

ママチャリ型にありがちな生活感がありません。

 

5Ahバッテリーが標準装備ですが、レンタル用を想定して12Ahバッテリーを搭載することにしました。これで走行距離は飛躍的に伸び、1日でバッテリーがなくなる心配はまずありません。

 

12Ahバッテリーの実力とは具体的にいえば、例えば、東京から横浜ならば余裕で楽勝、もっと先の鎌倉から茅ヶ崎くらいまで走れることになります。または大阪から京都まで行けてしまいますし、大阪神戸なら往復できます。

 

もちろん標準装備の5Ahバッテリーでも美瑛の丘めぐりならば楽勝でしょう。

 

見た目はカワイイのに、実は凄い実力!

こういうのイイでしょう?

 

どんなかんじだろう?

 

テスト走行が楽しみです〜。

 

 


2012年6月13日(水)

それって、ペット?

 

娘の同級生の話。

 

仔鹿を拾ってきて、飼っているんだとか。

 

え?

 

子犬とか子猫じゃなくって??

鹿??ですか??

 

北海道だなー。

 

美馬牛、恐るべし。

 

 


2012年6月12日(火)

使い慣れた道具

 

 

 

おととしの冬、ついに壊れてしまったリュックサック。

 

45〜55リットルの中型ザック、冬山山岳ガイドにとって、ちょうどいい大きさです。

これよりも小さいと装備不足になるし、大きいと動きが制約される。

 

プロのガイドが求めるツボを押さえたザックでしたから、

大変、気に入っていました。

 

いったい何年、使ったのだろう?

 

新しいものを買おうと思っていたのですが、

いざとなると、なかなかコレ!といったものと出会わないものなんですね。

また、ギリギリまで節約したいお財布事情もありまして、

 

ということで自分で修理してみました。

 

きょう完成!

 

このリュックサックにはいったいどれだけの汗が染みついているんだろう??

冬の間は毎日これを担いで厳冬期の十勝連峰を駆け回りました。

いろんな笑顔があって、いろんなことを見てきました。

 

大怪我をして長い入院を経て、現役山岳ガイド復帰を賭けたリハビリをかねて、自転車で日本縦断をしたときもコイツを担いでいました。

 

いつも一緒だったナ。

 

その間に娘たちが生まれ、ミルク代もオムツ代もこいつが稼いできました。

 

ごくろうさま!

 

最新の道具はカッコイイし、憧れます。

でもやっぱり、使い慣れた道具も捨てがたい。ハサミとミシンを駆使した大修理が終わって元の姿を取り戻したとき、とても嬉しかった。

 

正直、ホッとした俺です。

 

なんだかね、

やっぱり使い慣れた道具が一番!ってことなのかな。

 

 


2012年6月10日(日)

美瑛ヘルシーマラソンが、

 

きょうは美瑛ヘルシーマラソンの日。

 

でも雨です。う〜む・・・。

 

え??むしろ燃えるかも??

 

そうかも。

 

さて、各地の都市マラソンと違って美瑛は町民のスポーツ振興、健康維持を目的に始められたもののようです。「ヘルシー」という冠がついてますね。

 

派手な宣伝もなく、観光的な要素もあまり強くはありません。

 

それでも、けっこうな参加者がいるものなんですね。

5000人前後もの参加者がいらっしゃるとか。

 

近年は空前の市民マラソンブームといわれています。

 

ジョギング=スポーツやってる人

とか

都会っぽい人、

ちょっとカッコイイかも、

みたいな印象がありましたが、さいきんは美瑛でもランナーを見かけることが珍しくなくなってきました。

 

そうかそうか。

ブームなのか。

じゃ、来年は、オレも出ようかな?

 

なんて考えたり。

 

軽っ!

ブームに乗りやすい俺!

 


2012年6月8日(金)

やっぱり足りない電動自転車

 

 

急にお客さんが増えてきたようです。

本格的な観光シーズン到来でしょうか!

 

でも・・・。

みなさん選ぶのは電動自転車、電動自転車。

 

保有台数は全部で25台。それでも品薄気味。

 

パンクや不具合が発生しても修理を後回しすることはできないので、

忙しくても、せっせと整備整備。

 

う〜ん。

やっぱり足りないかも。

 

予約も増えてきました。

それも電動自転車ばかりに集中。

 

電動自転車、買えば1台10万円以上、10台で100万円超・・・。

(パナソニック・大容量10AH以上のバッテリーを搭載した上位機種)

 

え?100万円?

 

「そんなんポンっと!」

 

・・・。

 

あるわけないやろ!

 

 

いっぽう、ママチャリは、どういうわけか不人気。

 

電動自転車のバッテリーは近年性能が大幅に向上したため高評価を背景に人気は高まる一方。

 

ママチャリは、しんどい、無理、というような印象の良くない口コミ評判が広まっているようで、みなさん敬遠されます。

「安い」という理由だけで選ばれていた時代は終わったんですね。

 

それでもこれまでは台湾・中国の団体さんを中心に高い需要があったのですが、めっきり減ってしまいました。 昨年今年と外人さん、少ない傾向かも。

 

ママチャリは70台以上ありますが、そういうわけで最近は埃かぶってます。

 

もったいない。

なんとかならないだろうか?

 

う〜ん・・・。

これ改造したら電動自転車にならへんやろか。

 

 


2012年6月5日(火)

きょうのパンク

 

 

自転車のタイヤに画びょう。

わかりやすいパンクだなー

 

滅多にないことだけに、もしかして開運の前触れですか?

 

お客さんはちょっとかわいそうだったけど、

あまりにもわかりやすいパンクだったので、撮ってしまいましたよ。

 

場所も原因もわかっている単純なパンクなので、

10分ほどで修理完了です。

 


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