ガイド日誌

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2006年5月31日(水)

夫婦ケンカ 解決編?

昨日の妻は踏んだり蹴ったりだったらしい。さらに夕方には顔に灯油をかぶり「目に入った〜」と大騒ぎしていた。ところがそのころ僕が配管の修理をしているところだったので水が出ない。大急ぎで復旧させて目を洗わせた。それでも全身が灯油臭い妻。ボイラーは壊れていて風呂には入れない。でも、あまりに可哀想だったので吹上温泉に連れて行った。

今朝起きると僕の朝飯もちゃんとあった。夫婦の戦争は終息に向かっている。

しかし。妻がこの日誌をみて激怒。またしても不穏な空気に包まれつつある。


2006年5月30日(火)

夫婦ケンカ その2

依然ケンカが続いている。朝飯は僕が作った。洗濯も僕がやった。午後からはまた逃亡しようと思っていたら、ついに捕まった。尋問は苛烈を極めた。

一方、壊れたボイラーは交換ということになった。費用20万円。オレのせい?

今夜も風呂抜きだ。関係はさらに悪化した。


2006年5月29日(月)

夫婦ケンカ その1

夕方、ケンカが始まった。僕は車で逃亡した。ホームセンターで遊び、ほとぼりが冷めた頃合いを見計らって夜9時頃に帰宅した。僕の晩メシはなかった。

さらにボイラーが壊れた。家族全員、風呂に入れない。これもオレのせい?

かえって関係は悪化した。


2006年5月28日(日)

暴風

現在、5月28日22:15、天気は暴風雨。雨はともかく風が凄い。

風は午後8時頃から一層激しさを増した。今もなお継続中。

家が揺れる。ミシミシ音をたてる。恐怖を感じる。気象情報にアクセスしてみたところ北海道上川地方には強風注意報すら出ていない。何故?疑問に思ったが、なんのなんの、北空知地方には暴風の警報が出ているじゃないか。

ここ美瑛町美馬牛は、ほんの100mほど南が隣の上富良野町。そう、北空知地方なのですね。

ガイドの山小屋はこの境界線に程近い。ちょいと南へ50mも行けば上富良野町。つまり風は上富良野から吹いているわけなんです。

な〜るほど。

関心している場合じゃない。ちょっと風が、強すぎる。洒落にならない。ガラスが割れるのではないかと夜通し心配しなければならないかもしれない。


2006年5月27日(土)

外人さ〜ん、いらっしゃ〜い

花いっぱいの美しい季節なのに平日週末を問わず閑散としている。天気がいいので僕らは山菜採りや畑作業などをしてのんびり過ごしている。

たまにやってくるお客さんは、ほとんどは外国人。主に台湾、香港 まれに欧米のバックパッカーがやってくる。対応は英語で行う。

NOVAに行うよりも切磋琢磨されるかも。おまけにタダだし。


2006年5月26日(金)

山ウド

桜が終わり今年も山菜の季節がやってきた。ウドにタラの芽、プクサ(ギョウジャニンニク)、セリ、また僕はアマドコロの若芽も好きだ。川沿いの林道を歩けば1時間もしないうちに持ってきた袋は満杯になる。

我が家の敷地もまた例外ではない。敷地の大部分はもとの原野そのまま。そして今年も山ウドが顔を出した。


2006年5月25日(木)

サツマイモ全滅

連休後は好天が続き汗ばむ陽気に。勇んでサツマイモを植えた。ところが途端に気温が下がり始めた。夜間は0℃近いという日が続き、昨夜は山では雪になった。

苗を植え直そうと香川県の育苗屋さんに問合わせた。が、北海道は栽培温度の関係で栽培不可能だと・・・。

苗を送ってくれたアルカンさん、申し訳ない。このようになってしまった・・・。


2006年5月24日(水)

シラカバの花

・・・が嫌い。理由は単純、ボクの涙と鼻水の原因のひとつだから。杉ほどではないものの、けっこう手強い。

桜も満開だけどシラカバも満開。試しに花を揺らすと盛大に出るわ出るわ、何やら怪しげな粉粉粉粉粉・・・

もちろんこいつは食べられない。


2006年5月23日(火)

怪現象

夜更けに建物に誰かが接近していることを知らせる防犯装置のアラームが鳴った。どうせ誰かが駐車場で車を転回させたんだろうと思って気にしなかった。

ところが、である。そのとき誰かがドアを激しく叩きはじめた。

「ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!」と、4回ずつ2回。

建物じゅうに響く激しい音。驚いた妻が出てみると、玄関前には誰もいない。

外は雨がしとしと降っていた。肌寒い。

監視カメラにも何も映らなかった。しかしドアは確かに叩かれた。間違いない。

昨夜起こった、実話である。


2006年5月22日(月)

つくし

もう、そこらへんじゅう土筆(ツクシ)だらけだ。いっそエンジン付草刈機で刈ってやろうかと思うほど生え放題なのだ。このツクシ、かなり美味い。

道産子はツクシをあまり食べない。だからここらへんのツクシは僕の独占。でも、こんなに沢山食えないよ〜。


2006年5月21日(日)

エンゴサクの花

北海道全域に分布する野の花。カタクリの片隅やエンレイソウの脇、水芭蕉の近くなど、いつも脇役に徹している花だ。ごく小さなサヤエンドウに似た実をつける。

ガイドの山小屋の敷地内にも盛んに咲いている。どちらかというと湿った場所が好きらしい。


2006年5月20日(土)

民宿びばうしのチューリップ

野原にはチューリップが満開。5月は美馬牛が1年でいちばん美しいと思う季節だ。

場所は民宿びばうし前の休耕田。ここからは美馬牛小学校も見えるし、丘陵の眺望もいい。

そして桜も満開。


2006年5月19日(金)

エンレイソウ

野原も道端も花いっぱいのこの季節。陽気に誘われて我が家の敷地の原野にもまた花が咲き乱れている。

水田では田植えが始まった。きょう、我が家の小さな畑にサツマイモの苗を植えた。徳島の友人が送ってくれた鳴門金時。また秋の楽しみがひとつ増えた。


2006年5月18日(木)

北国の花粉症、どさんこワイド、それから幸運をもたらすワイルドベリー

今年も花粉症の季節がやってきた。北国ではシラカバ花粉がどうのこうのと言われているけれど、たぶん犯人はシラカバだけではないだろう。だってシラカバはまだ花を開いていないのに僕はもう鼻グシュグシュ目カユカユのショボショボ。洟をかむと血のカケラが混じるしクシャミをしては家じゅうに鼻水を飛ばして家族の嫌われ者になっている。

きょうはいい天気なのにパンフレット作りで1日が終わってしまった。クシャミのおかげでパソコンの画面はタイヘンなことになっている。

まあ仕方がない。

夕方、近所に住むNちゃんが遊びにきた。なんでも、この間彼女に譲ったばかりの「奇跡と幸運をもたらすワイルドストロベリー」が元気ないという。

そこで自然の状態を見せようとワイルドベリー自生地を案内した。自然界との違いを確認したらワイルドベリーにとっての最適な環境がどういうものかわかると思った。

納得して彼女は帰っていった。これできっと彼女のワイルドベリーは元気を取り戻すことだろう。

ところでワイルドベリーを枯らしてしまったらどうなるんだろう?

それを知るのはコワイ。

今日の夕方、ガイドの山小屋が取材されたローカル番組が放送された。取り上げられたのはウチとカフェ・ゴーシュ。僕はゴーシュの部分を途中から見た。自分のところは見なかった。

やっぱりゴーシュのローストビ−フサンドイッチは最高だよねえ!

週末のゴーシュは混雑するかもしれない。ウチはどうなんだろ?

すると、どうだろう。放送終了後、突然予約の電話が殺到・・・!

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・しなかった。


2006年5月17日(水)

抜根(ばっこん)

最近は店が暇なので僕の仕事はもっぱら外での作業。野菜や苺や花の苗をせっせと作ったり畑を耕したりしている。

数日前に友人から貰ったサツマイモの苗を植えつけるため50uほどの小さな菜園のうち最も水はけのいい3分の1をサツマイモのために耕すことにしている。苗たちは元気いっぱいで、早くも小さな根を生やしはじめた。来週には植え付けなければタイミングを逸してしまうだろう。急いで耕さなければ。

我が家の畑は5年の間放置されていた。その間に苺だけが勝手に繁殖して不遜な雑草たちと一緒に盛大に葉を広げている。雑草はともかく苺だけは苗ポットに移し変えた。もともと5株だけだった苺の苗は勝手に増殖して今では80株を超えている。なおも隅に残っているヤツを加えると100株を超えるだろう。

さすがに5年間放置された畑は手強い。表面15センチをびっしりと雑草の根が絡み合って分厚い層を作っているからそう簡単には鍬を通さないのだ。鍬をあきらめてツルハシで叩き切るように起こしていく。A4サイズに切り揃える。

表面はまるで畳のようで、その「畳」を剥がし取ると土はいくらも残らない。A4サイズごとに剥がしては揉んで土を落とし、さらに細かく千切ってフルイにかけて貴重な土を畑に戻す。こうして気の遠くなるような作業を繰り返す。たちまち山を成す雑草の根の捨て場。モヤシみたいだけど食えないのは残念。

大きな土場ミミズがごろごろ出てくる。黒くてなかなかいい土だ。

ここまでは雑草の抜根。ま、こういうのは抜根とは言わないけど。

さて、問題がある。畑の隅に近いところに古い切り株がある。7年前にここを「開墾」したとき生えていたニレの木を倒したのだが、その根が今も残っているのだ。この根を取り去るのは簡単ではないから放置してきたのだ。

よせばいいのにそろそろ取り去ってしまおうと切り株にひとり立ち向かう。まず周囲を掘り下げた。続いて八方に伸びた根をチェンソーで切断した。そして大きな杭打ちハンマーでがんがん叩く。多少は揺れるが丈夫そのもの。腐った部分が欠けはしたがビクともしない。これでは車で引っ張ってもダメだろう。

手がジンジンしてきた。限界だ〜・・・。

暑い。そしてカユイ。

夕方が近づいて蚊やらブヨが大挙してやってくる。もう作業どころではない。ブヨから逃げ回るオレ。南半球ではブヨのことをサンドフライと呼ぶ。北海道のサンドフライもなかなか凶暴だ。 

ブ〜ンブ〜ン

あ〜もうダメ・・・。

う〜むむむ・・・、こんなことで本当に畑は復活するのだろうか。


2006年5月16日(火)

3輪ベビーカー

ネットオークションで落札したベビーカーが届いた。妻の冷たい視線をモロともせず僕は嬉々と整備に取り掛かる。

3輪ベビーカーは北海道に適したベビーカーだと思う。なにしろアウトドアで使える。自転車が走れる道であればどこでも乗り入れできるから。

子供用品とはいえ手放したにはワケがあるかもしれない。見た目は美品だが、やはり原因らしき箇所が見つかった。前輪の車輪はゴリゴリと軋み音をたてるし抵抗もある。ブレーキもまたワイヤーが固まり、左右バランスがメチャメチャ。さらには折りたたみレバーがめっちゃ固い。タイヤはいいものの(ミシュランみたいなタイヤが装着されている)タイヤチューブのムシゴムが劣化しているらしくて空気圧が下がってしまう。

車軸はバラしてOHしベアリングにはグリースをてんこ盛り。長すぎるブレーキワイヤーは15センチほど切断、さらにいったんワイヤーを引き抜いてホース内に556をシューシューする。ワイヤー自体も556でゴシゴシする。たちまちスムーズなブレーキングが回復した。ブレーキ本体もバランスを整えてやり一部の部品はシマノのMTBパーツと交換した。折りたたみレバーのトラブルは内部の機械部の錆びによるもので556スプレーとグリスアップだけで簡単に解決した。

ムシゴムを交換したらタイヤに空気を注入。

これで完成。整備には1時間半を要した。しかし我ながら完璧だと思う。新車のときと変わらないコンディションを取り戻したはずだ。ご満悦なボク。

MTB仕様とか改良も楽しめそう。面白いオモチャに出会ってしまったかも。

※車輪が大きく自転車と同じ空気タイヤ装着の3輪タイプ。砂利道や段差でも問題なく使えるため子供連れのアウトドアや自然散策、また高速走行に適するためジョギングなどに使われる。多くの場合自転車のようにブレーキが装備されている。ただし電車やバスなどに乗り込むにはやや大きすぎ重量もあるので日本国内ではあまり一般的ではない。


2006年5月15日(月)

美馬牛(びばうし)の桜

水疱瘡でずっと保育園を休んでいた次女が、きょうめでたく完治宣言をうけた。やれやれ、明日からやっと昼間は静かになる。

ウロチョロするわ何やらずっと喋るわで仕事にならない。1歳児のくせにギャグで人を笑わせたりする。早くもウケる快感を覚えたらしい。末恐ろしい・・・。

夕方、そんな次女を乗せて自転車で出かけた。小学校の裏に出ると大雪山-トムラウシ-十勝連峰が一望のもとに見渡せるが、山々はまだまだ豊富な雪に覆われている。ようやく例年のGWくらいのカンジになってきただろうか。

シラカバの初々しい若葉が芽吹いている。カラマツも小さな緑色の芽が膨らんできた。道端にはエンレイソウやエンゴサクが咲き乱れている。

ようやく春らしくなってきた。

よく見ると、桜の木にも白いものがチラホラ。このところの陽気に誘われてツボミが膨らんできたのだ。気の早いヤツには咲きかけているものもある。

テレビのローカルニュースでは満開の函館の桜を中継していた。五稜郭公園だろうか、なかなか見事な桜並木だった。この調子ならば1週間〜10日で美馬牛の桜も見頃を迎えるだろう。

きょう、半年ぶりに旭川のKさん(女性)が遊びにきた。この人がくると春がきたなと実感する。これから秋にかけて、いい天気の日にはKさんが時々遊びに来られる。美瑛の丘が似合うひとだ。

なんとなく嬉しくなったのでワイルドストロベリーの苗をプレゼントした。Kさんもワイルドベリーのことを知っていて、とても喜んでくれた。奇跡と出会いを運ぶというワイルドストロベリーはKさんに何をもたらすだろうか。

春ってなんかいいもんだな。


2006年5月14日(日)

サツマイモだ〜!!

きょう昼すぎ、小雨ふるなか郵便屋さんが速達を運んできた。

なんだろ?

差出人は徳島に住むテレマーク仲間のアルカンさん。ええ?アルカンさん?すでにスキーの季節は終わってるのに。

なんだろ?

妻が箱をあける。我が家では妻が何でも開封する。郵便も荷物も待ったナシだから隠し事ができない。この間もこっそりネットオークションで買ったキーホルダーを見つかって怒られたばかりなのだ。

さて、中身は何なのアルカンさん?

「サツマイモだ〜!」

なんと箱の中身はたくさんのサツマイモの苗(蔓)。ブラボー!サツマイモ!昨日もネットで苗の通販を調べて(近辺では売っていない)買おうかどうするか悩んでいたところだったのだ。それだけに喜びもひとしお。

「うお〜、今年は芋掘りだぞ〜!」「焼き芋だ〜!」

「栗きんとん!栗きんとん!」

僕らの頭ん中は、すっかり秋。

アルカンさんありがとー!

ところで、果たして北海道美瑛町で南国のものであるサツマイモが無事に育つかどうか わからない。言うまでもなく北海道で芋といえばジャガイモ。サツマイモを植えているという話はきいたことがない。

このごろは昼間は暖かくなったけど朝晩はまだまだ寒い。昨朝も0度近かった。これから6月までにはきっと霜の朝もあるだろう。油断はできない。

とにもかくにも早速、急ぎ作業で畑を起こすことになった。むふふふ、芋だぜ芋。明日からは鍬を握る手にも力が入るというものではないか。

来週には植え付けを行おうと思う。田植えと同じ時期がいいだろうから。


2006年5月13日(土)

奇跡のワイルドストロベリー

お天気もまずまずなので花の植え替えをした。昨年の鉢から芽を出したビオラなどを苗ポットに移し変えたり、5年前から荒れ放題になった菜園ですっかり野生化しているイチゴを、これも苗ポットに移植した。数年ぶりに畑を耕そうというのであるが僕はすぐに飽きてしまうから本当に菜園が復活するかどうかはわからないんだけど。

野生イチゴつながりで、ついでに近所のシラカバ林の陰に大量に自生しているワイルドベリー(ストロベリー)の苗を採りに行った。ワイルドベリーは繁殖力が旺盛で、その場所はけっこう劣悪な環境なんだけどいつの間にか驚くほど増えていた。そこらへんじゅうにイチゴの葉が生い茂っている。

このイチゴ、ワイルドベリーとはいうけれど、ちゃんと普通の苺と同じ白い花が咲き、同じような苺の果実が実る。味だっておいしいのだ。

また、このワイルドベリーは奇跡の花として知られているらしい。この花を育て始めてしばらくすると良縁に恵まれ、初めて実を結ぶころには結婚したりとか、子供のいない夫婦が諦めかけていたころ赤ちゃんを授かったりと、ま、そのへんのエピソードがいろいろあるという。なかなか立派な御利益があるらしい。

そんなものがそこらへんに大量に自生している美馬牛というところもスゴイと思うが、そういえばガイドの山小屋はツアー参加者同士がよく結婚するのだ。う〜む、まさか関係ないね。

いっぽうで僕はというと、これ以上子供ができたらちょっと困ったことになるし(娘が3人いる)、また万一にも異性と出会っちゃったりしたら、もっと困ったことになってしまう。

うむ。そういう御利益はヤバイっすよ。

イチゴの実は食いたい。でも、またまた子供が出来ちゃったらどうしよう。はたまた、異性に出会っちゃったらどうしよう。うむむむむ・・・。

まぁ。そのときはそのとき。何とかなるだろう。

夕方、泥まみれの手を洗っていたところ近所に住む妻の友人が遊びにきた。お、ちょうどいいところに来た来た来た。そう、彼女は独身なのだ。

彼女は容姿端麗で頭もいいし働き者だし、なぜご縁がないのか不思議〜という和風美人。本人はしょっちゅう「いい人いないかな〜」なんて言ってるけれど、あんまり焦ってるようには見えない。それはそうなんだけど、良縁に恵まれるよう、さきほど植え替えたばかりで一番元気が良いワイルドストロベリーの大きな株を持たせた。彼女は照れくさそうにワイルドベリーの大鉢を大事に抱えて帰っていった。

さてと。奇跡は起こるだろうか。


2006年5月12日(金)

どさんこワイド

・・・というテレビ番組の取材がきた。北海道内限定オンエアの夕方の人気番組だ。たぶん今回で3回目くらいだと思う。

電動自転車で美瑛の丘をまわろうという企画らしい。

ただ、僕自身はオンエアを見たことがない。今回もオンエアの日時を訊ねなかった。自分や自分の店が出てしまう番組は見ないことにしているのだ。

なぜって?

つまり見ていられないのだ。もしそんなもの見ようものなら「うわああああー!」って絶叫しながら夜の町を疾走して、たぶんそのまま2度と帰ってこないね。きっと。

以外とシャイな俺。

ただ、新聞だけはちゃんと取ってある。10年くらい前に話題の人として朝刊にデカデカと取り上げられたのだ。そのときは旭川市内のホテルで取材を受けた。びっくりな出来事だったからその新聞は我が家の家宝になっている。

しかし、だ。テレビ・ラジオは苦手なのだ。なぜかはわからないけど、ダメなのだ。顔が出なくてもNG。呼吸が苦しくなり赤面してくるのがわかる。

ハァハァハァ、ゼェゼェゼェ・・・。

そんなシャイな俺が好き。


2006年5月11日(木)

スキーを片付ける

寒い春だと思ったけどすっかりあたたかくなった。ここ美馬牛でもカタクリの花は満開だし福寿草はそろそろ終わりかけている。

ここから見える十勝連峰はまだ豊富な雪に覆われているけれど、思い切って全てのスキー装備を片付ける。今週末は雑誌とテレビの取材が立て続けに入っているので店の体裁をそれなりに整えなければならない。今のままではさすがにマズイ。

店の前には花のひとつも欲しいところデス。

なんとか営業できる体裁に整える。店内の半分は登山やテレマークスキー、古いMTBなどの道具類で覆い尽くされていて開業当初と比べると席数は半減したけれど、今のほうが僕は好きだ。モノに囲まれていると何となく落ち着く。

夕方、インターネット・オークションで3輪ベビーカーを落札。6700円。

このあたりは砂利道や段差が多くて普通のベビーカーの車輪は埋もれたりつっかえたりして不便このうえない。一方、3輪ベビーカーは未舗装も段差もノー問題。ニュージーランド滞在中、あちらではベビーカーといえば9割がコレ。カッコイイのでお土産に買おうとしたけど1000ドルくらいするから諦めた。

そんないきさつもあり、つい手が伸びてしまったのだが、実は、うちには新生児用と幼児用あわせて3台のベビーカーがある。つまりこれは4台目。

ついに妻、吼える。

「△△■■※$▼☆☆

また怒られちゃった〜。


2006年5月10日(水)

祝!初スイカ

異常にあたたかな日だった。 生ぬるい強風が昼にかけて徐々に勢いを増し、昼頃には物凄い烈風になった。花を植えていた妻も途中でガーデニングを諦めた。僕も外で防犯装置などの配線工事をしていたのだけど小ネジや部品が飛ばされて作業がはかどらない。もうすぐ2歳になる次女は突風に煽られ転んで泣き出す始末。

昼までにみんな家のなかに避難した。やがて大粒の雨が降り出した。

きょうは札幌の友人ISが十勝連峰に入山しているはずだけど大丈夫だろうか?この風、タダモノではない。それにきっと物凄い勢いで融雪が進んでいるはずだ。ISのことだからさっさと諦めて露天風呂で茹だっていることだろう。

数日前から庭先や周辺の野原にツクシが顔を出した。きょう見るとそろそろ食べられる大きさになってきている。ムフフフ

そして今夜は、今年最初のスイカ。1個1500円、幸せが1500円。

スイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカス

スイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカス

スイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカスイカス

やっほ〜!


2006年5月9日(火)

田んぼ、サツマイモ

きょうもいい天気。気温はぐんぐん上がって車の運転席についている外気温計が一時26度を表示した。窓を全開にして走ると心地いい。

旭川を2往復した。1回目は水疱瘡になっちゃった次女を小児科に連れて行くため。2回目は花の苗を買いに。富良野から旭川へと向かう国道は旭川近郊に近づくと水田地帯の真っ只中を貫いている。

どこの田んぼも忙しそうだ。大急ぎで田起こしをしているところもあれば、もう水を張って代掻きをしているところもある。これだけ暖かくなったのだ。そろそろ田植えも近いのだろう。田に張られた水がキラキラして気持ち良さそうだ。

そんな田植え準備の作業をぼんやり眺めながら走っていたら、ふと自分も久しぶりに何かしら作りたくなった。そういえば忙しさを理由にここ数年自家菜園では何も作っていない。イチゴが勝手に野生化しているだけで。

あ、そうだ。サツマイモを作りたい。

四国の高松に住んでいたころ、毎年のように庭にはサツマイモを植えたのだ。瀬戸内の高松は雨が少なくて、そのおかげなのか秋になれば甘いサツマイモがたくさん採れた。水分が少なく、ホクホクで甘いのなんの。

ところでサツマイモは、北海道では育つのか?

苗を探してみた。が、どうしても見つからない。種芋もない。

う〜む、やはり栽培は無理ってことなのかな〜。最近は北海道も暑いから大丈夫じゃないかって思うんだけど。ゴーヤーだって出来るっていうし。

今の僕にはサツマイモが憧れなのだ。


2006年5月8日(月)

物欲台風、過ぎ去る さらば幻のオートバイ

昨夜、ここ数日間ずっと注目していたオートバイ(写真※)のオークションが終了した。インターネット・オークションに出品されていたこのオートバイは、ちょっとそこらへんでは見かけない素晴らしい出物だった。

何たってこのバイクはクラシックな曲線が美しい。ずんぐりした機械部品には近年希薄になって久しい職人のプライドを感じる。最近のオートバイは安っぽかったり、あるいは斬新になりすぎて温かみや優美さに欠けていると感じる。しかしながら当然古いオートバイにはポンコツが多いものだ。それだけに「古いにも関わらずほとんど未使用で極めて新車に近い」というこのオートバイは希少性が高かった。きっと誰かのコレクションだったのだろうと思う。

欧州車は、自動車もそうだけど丈夫なので製造後30年くらいでも当然のように現役、だから耐用年数はあっさり国産車の倍を上回る。だから製造後26年のこのオートバイなど、人間でいえばせいぜい30歳代といったところだろう 。

おまけにほとんど未使用というこのオートバイ。奇跡のバイクだと思った。

さすがにいい出モノだったから注目が集まり、あっという間に僕の手が届かないところまで行ってしまった。仕方ないんだけど、さすがに落胆も大きい。

散財は辛うじて免れたが、心にぽっかり穴があいたよう。

初恋のオートバイに似ていたものだからつい、夢中になった。けど、これからは自分のオートバイを大切にしなきゃ。贅沢は言えない。

「そんなん当たり前やん」

と妻は素っ気ない。ってゆ〜かオメェ、目が勝ち誇っているじゃないか。

※ 写真 BMW R80/7 1980年ドイツベルリン工場製造 神戸市にて旧所有者撮影


2006年5月7日(日)

きょうの三段山 GW最高質のザラメMVP

天候:快晴
風速:無風
気温:10〜20℃前後
雪量:残雪たっぷり
雪質:良質なザラメ
備考:ウグイスが鳴いていた

〈十勝岳の噴火活動〉

いつもどおり

「もっと肉を!」

12月23日から始まったバックカントリースキーツアーはきょうでシーズン最終日を迎えた。とうとう終わってしまうのか〜。まだこんなに雪があるのに。5月いっぱい滑れるんじゃないだろうか。

尻滑り地帯「崖尾根 」をこえれば三段山の懐だ。西斜面の快適ザラメを楽しみながら滑ったり歩いたり。西の谷をこえて少し登り3段目に相当するところに出る。眺望がすばらしい。

「ホ〜ホケッキョ♪」どこかでウグイスが鳴いている。

ということは、このあたりで

焼肉だよね〜。

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

日差しがさんさんと降り注ぎ、あったかい。肉はおいしい。焼きうどんもおいしい。これ以上は言う事ナシってカンジだ。

リゾートじゃないか。

食後はそのへんの斜面で遊ぶ。きょうの僕は久しぶりにステップソール板を履いた。テレマークスキーとは言い難い板だけど、そんなことお構いなしで目の前の三角山の中腹まで登って遊んだ。ガルモントのエナーGというハードブーツを履いているせいか遊び終わったころにはビンディングがガタガタに緩んでしまった。この板ではあまり激しいコトをしてはいけない。にもかかわらず、ついつい楽しすぎて板の性能を顧みずに遊び過ぎちゃった。だってこんな良質のザラメは久しぶりだったから。最高じゃないか。

午後2時半、名残りを惜しみながら下山。あああ、とうとう着いちゃった〜。

もっともっと冬が続けばいいのに。

****************

GWの「焼肉ツアー」はおかげ様で初日と最終日以外が全てが「満員」という予想外の大盛況のうちに終了しました。遊びにきてくれた皆さん、本当にどうもありがとう。毎日ほんとうに、とてもとても、と〜っても楽しかったです。

また来シーズンお会いしましょう!早く冬にならないかな〜。


2006年5月6日(土)

きょうの安政火口 激しい焼肉

天候:晴れのち快晴
風速:やや強い西風
気温:10〜20℃前後
雪量:残雪たっぷり
雪質:ザラメ
備考:焼肉はともかく顔も焦げる日差しの強さ

〈十勝岳の噴火活動〉

いつもどおり

焼肉だ〜

天気のよい土曜日、快晴だというから暑いだろうと思ったら思いのほか強い西風が吹いていてちょっとばかり寒かった。黙々とせっせと歩く。

連日の暖かさのせいか雪はかなり緩くなっている。ザクッザクッと表面が大きく崩れる。かき氷のような粒の大きな雪だ。典型的なザラメ。

三段山分岐に差し掛かる。崖尾根側に少し登った台地のうえ。ここからは上ホロから富良野岳に至る眺望がいい。

ということで、このあたりで

焼肉だ〜。

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

きょうは男性が多いせいか肉の争奪が激しい。2.7キログラムの肉をめぐって箸が飛び交い、駆け引きが繰り広げられる。

先手必勝。ややレアが好きなボクは遠慮なく生焼けの鍋に箸を突っ込む。生っぽい肉は柔らかく味もソフトでうまいのだ。そして、焼肉の最後には、いまや定番になった山小屋名物「焼きうどん」。

戦いのあとのうどんは旨い。

焼きうどんが無くなるころになると一同の間にようやく笑顔が戻ったのだった。


2006年5月5日(金)

物欲台風 耐え忍ぶ恋か、それとも駆け落ちか

ボクは平素はあまりモノを欲しがらない性質である。なんだかんだといってもテレマークスキー関係だっておととしブーツを新調して以来、何も買ってない。先年はMTBを新調したけどそのほかに増えたモノはない。だからといって執着もないから倹約をしているという実感もない。あえて言えば、モノではないけど年1回の長期旅行が「物欲」を満たしているといえるかもしれないけど。

そんなボクを唸らせるモノが現われた。6年間保管していたオートバイの修理と整備をしていることがきっかけで、あるオートバイに出逢った。それがコレ。(右写真)

BMWのややクラシック車。800ccボクサーツインエンジン。26年前のものだけどほとんど使用されずに整置保管されていたらしく新車に近い。円みのあるやさしいデザイン、濃紺のタンクは快晴の空のようだ。

一方、学生時代の愛車で今も実家のガレージに大切に保管しているオートバイがコレ。(下写真)

カワサキの750cc。27年前のバイクで走行距離10万キロ以上。もう走ることはできない。

この2台、なんとなく似ている。

出会った瞬間に凍り付いてしまった。恋というか、これは運命。きっと運命。

つまり初恋の相手に似ている人に出会ってしまい再び燃え上がっちゃったようなモノなのだ。だから始末に負えない。胸が苦しい・・・。

マイホームパパがいったん転落を始めたら暴走しちゃうというけれど、いまや僕も暴発寸前。ハァハァハァ・・・。

いっそ駆け落ち覚悟で買ってしまうのか。それともグッと我慢するのか。

妻の目を正視できない。つい、視線をそらしてしまう。


2006年5月4日(木)

きょうの前十勝 きょうの荷物はやたら重かったです。

天候:くもりのち快晴
風速:なし
気温:10〜15℃前後
雪量:残雪たっぷり
雪質:ザラメ
備考:紫外線強烈

〈十勝岳の噴火活動〉

やや活発

 

午前中は曇っていた。ちょっと肌寒さを感じつつ出発。森のなかを歩きながら、この1週間で30〜40センチほど雪解けが進んだのかな?という印象を受けた。それでも積雪深は今だ1mを越えている。GW後半に入ってもこれだけの積雪があるのは最近10年では最高じゃないだろうか。

フリコ沢のスノーブリッジも問題なく通過。

カバワラの正面に立つ。雪の量は十分、ザラメの質もまあ5段階評価の3といったところだろうか。徐々に雲が切れてきて強い日差しが降りかかる。きょうも暑くなりそうだ。

カバワラの入り口。きょうはここで焼肉だ〜。

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

3.6キログラムの肉、10袋以上のもやしが次々に焼かれていく。約1時間後、それらは無事に全員の胃袋のなかに収まった。特に仕上げの焼きうどんは絶品だ。むはははは、うどんは偉い。

ふと見上げると僕らは雲ひとつない青空に包まれていた。あまりの眩しさに、明日の天気予報(雨)が俄かには信じられない。ホンマかいな?

明日はともかく6日はふたたび快晴になるという。これだからGWは最高だ。


2006年5月3日(水)

きょうの三峰山 焼ける焼ける!顔も肉もうどんも

天候:快晴
風速:弱風
気温:10〜15℃前後
雪量:たっぷり
雪質:ベトついた雪&ザラメになりきらないザラメ
新雪:
備考:中茶屋の麓近辺にクマ出没

〈十勝岳の噴火活動〉

元気元気

クマさん足おっき〜い♪

車が中茶屋に差し掛かる手前のことだ。今朝、熊が道路を横断したらしい。アスファルトにはくっきりと熊の足跡がスタンプされている。笑ってしまった。

きょうは快晴。入山最初の難関「外堀」で いきなりKDさん(女性)が滑落。ヌッカクシ富良野川の谷底手前で辛くもストップ、事なきを得た。一同、冷や汗 ・・・。これがあるから三峰山は入山者が少ないのだと思う。外堀は難攻の要塞だ。

富良野岳を眺めながらせっせと尾根を登る。広い広い三峰山の懐、快晴すぎて眩しい。1時間ほど登ったD尾根、化け物岩、ここらあたりは眺望が抜群だ。

よ〜し、ここで肉焼くぞ〜。

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

焼肉のあとにはうどんが投入される。わははは。やはり肉のあとはうどんに限るのだ。なかなかソフトな味わいの絶品焼きうどんに皆うなる。

振り返るとピッカピカの富良野岳が。僕らを見て笑っているのだ。

食後の恒例ドギー大会では、昨日「最速記録」を樹立した近畿ブロック代表BNさん(男性)が今度は「最高 距離記録」を樹立、2冠を達成した。上ホロ分岐の沢を一気に滑り降りてくる安定した滑りにはやくも王者の風格を感じる。

明日も快晴になりそうだ。わははは、明日も焼くぞ顔も肉もうどんも。


2006年5月2日(火)

きょうの前十勝 酒池肉林の前十勝

天候:くもり
風速:北西の弱い風
気温:0℃前後
雪量:たっぷり
雪質:凍ったザラメ&一部モナカ
新雪:うっすら1センチ弱
備考:寒っ

〈十勝岳の噴火活動〉

みえない

 

山では夜の間に雪が降ったらしい。下りてくる車という車にはボンネットや屋根に雪が載っている。そして、いまだ十勝連峰は雲のなか。天気予報だけを信じて前十勝を目指す。まあいいのだ。メインは焼肉なんだし。

視界の悪いなかを出発。春になれてしまった体には0度はちと寒い。わっせわっせと上を目指すが、視界不良で登る気が失せてしまった。

まあいいや、このへんで。とりあえず焼肉だ〜。

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

じゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅうじゅう・・・・

みんなが持ち寄った酒が配られる。イカゲソ揚げまで出てくる。2つの鍋は肉に埋め尽くされている。まさに酒池肉林の宴。

肉、酒、肉、酒、肉、酒・・・。

夢のようだ・・・。

食後に は「第2回十勝岳国際ドギー大会」が開催された。近畿ブロック代表のBNさんが最高速度記録を樹立、さらに中国地方代表のTNさんがドギーでターンする技術を確立した。すばらしい。

まったくもって有意義な1日であった。

帰りのころになってようやく晴れてきた。明日は快晴になりそうだ。


2006年5月1日(月)

美瑛の居酒屋「きむら屋」 

美瑛の駅前に「きむら屋」という居酒屋があるのをご存知の方も多いだろう。え?ナニナニ?知らないって?それはいけません。

やたらとボリュームがある。まあ一見すると店構えもメニュー構成もごくごく普通な居酒屋なんだけど、ともかくボリュームがうれしい。ちょこちょこっ、と出てくるフツーなお店との違いはそこにある。

たとえば4人で出かけたとしよう。はじめて「きむら屋」にやってきた4人の旅行者という設定。駅前で最初にみかけた居酒屋にフラリと入ってくるのだ。

「とりあえず、ビールとフライドポテトにしとこうか」

「すみませ〜ん、中ジョッキとナチュラルポテト(フライドポテトのこと)、4っつー!」

あいよっ!と威勢よく応える罪な店主。

しかし出てくるのはバケツ1杯はあろうかという山のようなポテトであることを、この4人は知らない・・・。

この「きむら屋」で、僕が欠かせないと思ってるのは「イカゲソ」だ。ボリュームはもちろんのこと、素朴にウマイ。カタクリ粉をまぶして揚げたイカゲソ(烏賊の足まわりのこと)にしょう油と味醂を煮詰めて作った甘辛いタレをたっぷりとかけた素朴料理で、自分でもほとんど同じものを作ることができるんだけど、きむら屋に来るとやっぱり必ず頼んでしまう。

いかにも「きむら屋」らしい一品で、僕はこれが大好きだ。

今夜、バックカントリー淑女ツアーの仲間に誘われて「きむら屋」に行くことになった。前回の「焼肉秋田園(おなじく美瑛町)」以来のほぼ同じメンバーによる人妻主催の宴会に、心も胃袋も春のときめきでいっぱいなのだった。

これはイカゲソ揚げどころじゃないんじゃない?

ガイド日誌3月7日参照


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